拙著

異次元への扉ーはさみと紙から初めてトポロジーの達人にー(日本評論社)

4次元以上の空間が見える(ベレ出版)

の読者の皆様へ

小笠英志(おがさ えいじ  Eiji Ogasa)



高次元を見て、 高次元の図形を作る快感を、ぜひ皆様にも味わってもらいたいと願って書きました。 これらの本は中学数学くらいの実力があれば、前から7・8割は読めます。なので初心者の方が、どんどんお読みくだされば感謝致します。

皆様何卒よろしくお願致します



高次元を直感する感覚はおそらく人間皆が持っているものと思います。自分にはないと思っている人もちょっとしたきっかけで気づくものです。この本がそのきっかけになればと祈っています。



幼少時に殴り合いの喧嘩をして初めて勝ったときに世界が今までと違って見えたことがありませんか? 少年青年期に初めて恋人ができたときに世界が今までと違って見えたことがありませんか? 高次元の世界を見て、高次元の図形を作ったら、おそらくそれらに勝るとも劣らぬ快感があります。そんなexcitingな体験をしてみませんか?



数学や物理やほかの学問の専門家の方で、いままで高次元の幾何は扱ってなかったがこれから扱いたいという方にも、入門になればと願って書きました。



高次元の幾何の専門家の方(topology、superstringの研究者の方など)は、「この本はこういう風に初心者向け導入を行っているが、自分ならこういう風に導入するかな。」とでも思いながら斜め読みでもしてくだされば幸いです。



社会人の方へ。数学・物理の非専門家の方が、この本を読めば頭の回転のトレーニングになると思います。あなたの脳で異次元への扉が開いて、日々の暮らしで勘がよくなると思います。



大学生・大学院生の方へ。 ご存知の方も多いと思いますが、大学・大学院の数学・物理は高次元や時空を研究するこの上なくexcitingなものです。読者の皆様がその真髄の片鱗に触れられるようにと願って書きました。 また大学の数学・物理の授業に興奮しない人たちが、この本のテーマを見て、数学・物理は実はやはり面白いと思い出だしていただくことがあれば喜ばしい限りです。


中学生・高校生の方へ。中学数学がわかっていればこの本は読めますのでぜひチャレンジしてください。特に、中学や高校でやっていることよりもハイレベルな数学・物理に挑みたい方には最適と思います。またこの本を読めば中学・高校の勉強(や受験勉強)の底力になるでしょう。


小学生以下の方へ。算数・理科が好きならある程度読めると思います。頑張ってください。
小学生中学生で、「三角錐や円錐など錐の体積を求めるときに高さ×底面積×(1/3)と計算しますが、この1/3はどうやって求めたのか?」と疑問に思っている人はいませんか?さらに、「高校で積分の計算方法や無限級数の計算方法を習えば納得できるそうだが、小学生でもわかるような説明がないだろうか?大雑把でも良いのでなんとかなっとくできないだろうか?」と思っている人はいませんか?(円の面積は一応‘高校の積分の計算方法や、無限級数の計算方法’無しで小学生向けの説明が有りますね。)
「4次元以上の空間が見える」の余談のコーナーでこの疑問に一応ひとつの回答を書きました。御興味のある方は御覧下さい。 ここをクリックして下さい。


異次元への扉 の最初の方に書いた問題です。
時間が有ったら考えてみて下さい。
うまく行くと、脳に異次元への扉が開いたような快感が味わえます。
 ←この文章をどこでもよいのでクリックしてみて下さい。


初等幾何は4次元、高次元の勉強をする上で基礎の一つです。 「4次元以上の空間が見える」の余談のコーナーでは 正十二面体の対角線の長さを全て求める方法を 書きました。 ここをクリックして下さい。


御存じの方も多いと思いますが、‘帆で走る船は風上に進みます。’ 実際に帆船やウィンドサーフィンを使った方は体で実感していると思います。 船舶力学などを学んだかたは力学的にきちんと説明できるでしょう。 ただ、私は、‘帆で走る船は風上に進む’のを、なにか、簡単に直感的に納得したいと おもっていました。 「4次元以上の空間が見える」の余談のコーナーでは ‘帆で走る船は風上に進む’という事実を納得できる簡単な実験を提示しました。 手軽に家ですぐできる実験で、‘帆で走る船は風上に進む’を納得できることと思います。御興味のある方は御覧下さい。
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皆様何卒宜しく御願いいたします。


「4次元以上の空間が見える」が雑誌「数学セミナー」で取り上げられました。学生時代から読んでいる雑誌で取り上げられたので嬉しく思っています。有難う御座います。
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「4次元以上の空間が見える」が雑誌「数学文化」で取り上げられました。有難う御座います。
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「異次元への扉」がジュンク堂の機関紙で取り上げられました。 学生時代から行っていた書店で取り上げられて嬉しく思っています。有難う御座います。
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